リベットとは?外し方などの方法や種類を解説

リベットは金属同士を結合させる道具ですが、リベットとにはどんな用途があるのか、リベットの形状による種類や材質による種類にはどんなものがあるのか、また、実際にリベットを打つときに必要な工具や、打ち方のコツや外し方のコツなどについても紹介します。

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目次

  1. 1リベットとは
  2. 2リベットの打ち方
  3. 3リベットの外し方
  4. 4まとめ

リベットとは

リベットとは、外すことを想定せず金属同士を強固につなげるために用いられるものです。一度つなぐと半永久的な強度を得ることができます。

リベットとは、「かしめ」という独特の方法によって、金属板と金属板を簡単に結合することができますから、DIY初心者でも行えるような留め具でもあります。
 

リベットの種類

リベットの種類には、頭部の形状によって以下の3種類に分類されます。

  • 丸頭(頭部が半球形の形状をしたリベット)
  • 平頭(頭部が円盤状の形状をしたリベット)
  • 皿頭(頭部の表面が平らで根本が円錐形をしたリベット)
これらのリベットを使い分けることで、DIYなどでの完成度やデザイン性が大きく違ってきますから、理想的な形状のリベットを選ぶようにします。

また、リベットの材質にはアルミをはじめ、さまざまなものがありますが、それぞれについて以下に説明します。
 

アルミ

アルミはホームセンターなどでも簡単に購入でき、初心者でも取り扱いやすい素材ですが、強度が弱いといった欠点があります。

鉄はアルミよりも強度を要求する場合に使われます。安価で比較的に手に入れやすいというメリットがありますが、錆びやすいといった欠点もあります。

雨風にさらされる場所への施工には気をつける必要があります。
 

ステンレス

ステンレスは3つの中で最も強度があり、しかも錆にくいのが特徴です。しかし、強度がある反面カシメにくいといった難点もあり、価格もアルミや鉄と比べて高額になります。

リベットが使われているもの

リベットは、輸送機器、電子機器、住宅建材、一般機器、装飾品など、さまざまな用途で活用されています。

また、リベットが使われる材質には、金属以外に帆布などの厚手の布や、皮製品にも用いられています。
 

リベットの打ち方

リベットを使う場合、まずリベットを通すための下穴を開ける必要があります。その穴はリベットの規格に合った穴を開けなければなりません。

リベットを通す穴は、リベットボディよりも一回り大きいサイズの穴とされています。また、穴を開ける際に出た鉄くずなどは、きれいに拭き取ってからリベットを打ち込みます。
 

リベットの打ち方のコツ

リベット用の穴が開けられたら、次にリベットを穴にセットします。セットする方向は、リベットボディが上向きになるように差し込みます。

シャフトが上になるように差し込むと正しい方向になります。フランジがしっかりと引っかかった事を確認したらセットは完了です。

リベットを結合するためにハンドリベッターという工具を使用します。ハンドリベッターのサイズをリベットの大きさに変更するために、ノーズピースというサイズ変更の工具を使います。

ノーズピースのサイズが適切でないと、うまくかしめることが出来ませんから、サイス変更は適切に行います。

適切なものに変更できたら、シャフトをリベッターに差し込み、ノーズピースにフランジをあてがってハンドリベッターを強く握ります。

頭部からシャフトを切断することができたら、結合がうまくいったことになります。もし、シャフトを切断することができなかったら、シャフトを切断できるまで何度か同じことを繰り返します。

シャフトを切断することができたら、リベッターをリベットから離して完了です。
 

プラスチックにリベットを打つ時のコツ

通常では、プラスチックのような軟らかい素材にリベットを使用すると、かしめるときに穴が広がってしまって上手くリベットを打ち込むことができません。

プラスチックにリベットを打ち込む時のコツは、ワッシャーを使います。ワッシャーを受け側に使うことで穴の広がりを軽減し、リベットが抜けることなく上手く打ち込むことができます。
 

リベットの外し方

リベットは、外すことを想定せずに打ち込みますが、万が一、間違って予定外の場所などにリベットを打ち込んでしまった場合のリベットの外し方を紹介します。

リベットの外し方のコツ

リベットを外す場合、リベットを打ち込む時と同じ用に、リベットを外すための専用工具を使います。リベット抜きパンチもそのひとつです。

リベット抜きパンチの使い方は、リベットの頭部にパンチの先端を当てて叩くことでリベットを抜き取ります。

しかしその場合、外す際に下穴が大きくなってしまいますから、下穴を再利用できないというデメリットがあります。

リベット抜きパンチ以外では、ドリルを使ってリベットを外す方法があります。この方法では、ドリルのサイズを下穴と同じサイズのものにし、ゆっくりとリベットの頭部に穴を開けるように回転させます。

リベットの頭部が貫通し、頭の部分を吹き飛ばしたあと、残った棒の部分を引き抜きます。
 

まとめ

今回は、リベットとはどんなものなのか、リベットの種類やリベットの実際の打ち方や外し方のコツについて紹介しました。

  • リベットとは、外すことを想定せず金属同士を強固につなげるために用いられるものです。一度つなぐと半永久的な強度を得ることができます。
  • リベットの種類には、頭部の形状によって丸頭、平頭、皿頭の3種類に分類されます。
  • リベットの材質には、アルミ、鉄、ステンレスといったものがあります。
  • リベットの用途は、輸送機器、電子機器、住宅建材、一般機器、装飾品などさまざまなもので活用されています。

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