カシメの外し方と打ち方とは?ハトメとの違いも解説

カシメとは、多くの製品加工で用いられ、接合部分にはめ込んだリベットというかしめ金具を金づちで打ったり、工具で締め付けたりすることです。ハトメとの違いやカシメの用途にはどんなものがあるのかをまとめました。また、カシメの打ち方や外し方についても紹介します。

カシメの外し方と打ち方とは?ハトメとの違いも解説のイメージ

目次

  1. 1カシメってなに?
  2. 2カシメの打ち方
  3. 3カシメの外し方
  4. 4カシメとハトメの違い
  5. 5まとめ

カシメってなに?

カシメとは、製品加工の工程のひとつであり、接合部分にはめこまれたリベットといわれる金具を、工具などで打ったり締め付けたりして接合部を固めることをいいます。

カシメを行う工具には、打ち台、打ち棒と呼ばれる専用の工具を使い、それらによってリベットを挟み込み、ハンマーで叩いたり締め付けたりします。

DIYなどでもよく目にするのが、カシメに必要な金具ですが、かしめることで取り付ける金具は電気工作や手芸などで幅広く使用されています。

カシメは一度取り付けると外れにくく、接続したあとに取り外すのが困難です。しかし、その分安定した強度を得ることができるメリットがあります。
 

カシメは何に使うの?

カシメは金具の不可逆性を利用して頑丈さや安定感が必要とされる建築や、耐久性の必要なバッグやリュックなどの負荷がかかる部分の金具、アウトドアのテントなど幅広い用途で利用されています。

ハトメは紐などを通す穴の補強やアクセントなどに使用しますが、カシメも同じように補強やアクセントとして持ち手やポケットなどに使われます。

また、バッグや小物作りなどでもカシメを使いますが、見た目にも精度が高く丈夫に仕上げることができます。

リベットは、デザインも豊富で衣類やバッグの飾りにもカシメを使いますが、その他に革製品などの、取っ手や飾りとしても広く使われています。

また、カシメボタンといって作業着やバックの留め金具もカシメ金具の一種です。カシメボタンには金属だけでなくプラスチックのものもあって、しっかり閉じることができるのが特徴です。
 

カシメの打ち方

カシメを使っている製品は普段から目にしますが、実際にカシメを打つ場合、どのようにするのかを説明していきます。

カシメの打ち方のコツ

たとえば、手芸でかしめる場合の工具は、ハンマーを使って打ち付けるものとペンチのようなものでかしめるものがあります。

カシメ金具であるリベットには多種類の大きさや色があり、カシメを打つ時に必要なものは、打ち台、打ち具、穴あけ具、2種類のリベットです。

カシメの打ち方は、まずハトメと同じでリベットを打つ位置に穴をあけます。次に片方のリベットを裏側から差込み、もう片方のリベットを上から押し込みます。

次に上から載せたリベットを裏側にして、裏側のリベットを表にして金づちで打ち付けます。

リベットをかしめる時、ペンチ型のものが手軽に使えますが、金づちで打ち付けるほうが慣れると使いやすく、仕上がりもきれいになります。

また、電気工作物で電線などをかしめる時には、圧着ペンチといわれる専用の工具によってかしめる必要があります。
 

カシメの外し方

リベットは、一度かしめてしまうと、リベットをそのままきれいに外すことは困難です。リベットは不可逆性の金具ですから、簡単に外すことができず、それだからこそ固定する力があるということです。

カシメの外し方のコツ

先程も書いたように、カシメは一度取り付けてしまうと外すことは困難です。ただ、どうしても外したい場合は、専用キットを用いることできれいに外すことができます。

カシメを外す専用キットには、いくつかのサイズの穴がありますから、サイズにあった穴の上に金具を載せ、打ち棒を使って金具の中央を木槌などで叩きます。

打ち棒がカシメを突き抜けるまで叩き続けると、打ち台の穴の底に反対側の金具が落ちますから、残った方の金具をラジオペンチなどで挟んで引っ張って取ります。

ラジオペンチを使うときに、素材を傷つけないように注意します。
 

カシメとハトメの違い

カシメと同じような部品にはハトメがありますが、カシメとハトメはどのような違いがあるのかを解説します。

ハトメもカシメと同じように金具を取り付けて、ヒモなどを通したりアクセントとしてバッグなどの持ち手やポケットなどで使用されています。

ただ、ハトメはカシメと違って、取り付けた後にヒモなどを通す穴がついています。ハトメは基本的に素材に穴を通すための補強として使用されるということです。
 

ハトメの使い方

ハトメは、服や靴、バッグなどに付いているヒモを通すための金属製の穴で、サイズや色も豊富にそろっていて、本来的な用途だけでなく、おしゃれなワンポイントとしても利用されています。

ハトメの打ち方

ハトメの打ち方は、カシメと同じように打ち台、穴あけ具、打ち具、2種類のハトメ金具を使います。ハトメ金具にはカシメ用のリベットと違って穴があいています。

ハトメはまず硬く平らなゴム板の上に素材を裏向きに置き、穴あけ具をあて金づちで叩いて穴をあけます。

次に表側からハトメ金具を押し込み、反対側にもう一つのハトメ金具を合わせます。裏の部分にはめたハトメ金具に打ち具をあて、金づちでたたいて仕上げます。
 

まとめ

今回は、カシメとはどんなものでどんな用途があるのか、また、カシメの打ち方や外し方、及びハトメとの違いなどを紹介しました。

・カシメとは、製品加工の工程のひとつであり、接合部分にはめこまれたリベットといわれる金具を、工具などで打ったり締め付けたりして接合部を固めることをいいます。

・カシメ金具の不可逆性を利用して頑丈さや安定感が必要とされる建築や、耐久性の必要なバッグやリュックなどの負荷がかかる部分の金具、アウトドアのテントなど幅広い用途で利用されています。

・ハトメは基本的に素材に穴を通すため、金具に穴があいてるところがカシメと違うところです。

 

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